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家づくりでかかる費用を徹底解説!具体的な坪単価と総額の目安とは?

家づくりでかかる費用を徹底解説!具体的な坪単価と総額の目安とは?

家づくりでかかる費用を徹底解説!具体的な坪単価と総額の目安とは?

家を建てるとき、誰もが気になるのが「お金」の話。
初めてマイホームを検討する20代〜30代の方にとって、具体的にいくら必要なのか不安に思うのではないでしょうか。
この記事では、家づくりにかかる総費用の内訳や注意点、節約のコツなどを具体的にご紹介し、初めての家づくりでもスムーズに予算計画が立てられるようサポートします。

家づくりにかかる主な費用はどれくらい?

家づくりにかかる主な費用はどれくらい?
まず、家を建てるには、単に建物本体の費用だけでなく、いくつかの大きなコストが発生します。以下に、それぞれの費用の目安を詳しく解説します。

建築費用(坪単価)

多くの注文住宅では、1坪あたり60万〜80万円が相場とされています。例えば、30坪の家を建てる場合、単純計算で1,800万円〜2,400万円の費用が建築本体にかかることになります。この金額には、基本的な設計費や建材費、工事費が含まれますが、オプションやカスタマイズによって金額が増えることがあります。

土地代

土地代は地域や条件によって大きく異なります。例えば、名古屋市内では1坪あたり約80万円が一般的ですが、郊外では40万〜50万円程度になることもあります。30坪の土地を購入する場合、1,200万円〜2,400万円程度の幅が考えられます。

諸費用(総額の10%前後)

建物や土地の購入だけではなく、登記費用や住宅ローン手数料、保険料などが別途かかります。これらの費用は、建物・土地代の約5〜10%が目安です。例えば、建物と土地で合計3,000万円の家を建てる場合、諸費用は150万〜300万円程度になります。

費用項目 概要 目安金額
登記費用 土地・建物の所有権を登録するための費用 約20万〜30万円
住宅ローン手数料 住宅ローン契約に伴う手続き費用 約10万〜50万円
火災保険料 万が一に備えた建物保険 約10万〜30万円
不動産取得税 土地や建物を購入した際の税金 価格の3〜4%程度
仲介手数料 不動産会社に支払う手数料 購入価格の3% + 6万円
引越し費用 新居への引越し費用 約10万〜20万円

これらの諸費用は、住宅ローン返済とは別に発生するため、あらかじめ予算に含めて計画を立てることが重要です。

外構工事費

家の外周り(庭、フェンス、駐車場など)にも費用がかかります。これも家の大きさや敷地の形状により異なりますが、100万〜300万円が目安です。特に駐車場の整備やガーデニングをこだわりたい場合は、さらに費用がかかることもあります。

家具・家電購入費

新居に合う家具や家電も、新しく購入するケースが多いでしょう。特にこだわらない場合、100万〜200万円程度の予算を見込んでおくと安心です。

坪単価だけではわからない!家づくりの総費用を正しく理解しよう

「坪単価60万円」などという言葉をよく耳にしますが、これだけで家づくりの総費用を判断するのは危険です。坪単価には、実際の家づくりに必要なすべての費用が含まれていないケースが多いからです。特に、次のような費用が見落とされがちです。

諸費用(登記やローン手数料)

前述した通り、これらの費用は坪単価に含まれていないことがほとんどです。例えば、登記費用だけでも数十万円がかかることがあり、住宅ローンを利用する場合は手数料を考慮に入れなければなりません。

外構費用

先ほど説明した通り、外構工事費は家づくりの別途費用として考えなければなりません。シンプルなフェンスや駐車場だけであれば100万円前後で済むこともありますが、デザイン性の高い庭や高機能なカーポートを設置する場合は、300万円以上かかることも珍しくありません。

設計の変更やオプション費用

注文住宅ならではの魅力は、自分好みに設計や設備をカスタマイズできることですが、その分コストも増えがちです。例えば、キッチンをグレードアップしたり、リビングの吹き抜けを設けると、坪単価が大きく上がることもあります。

節約できるポイント:どこでコストを抑えるか?

節約できるポイント:どこでコストを抑えるか?
家づくりの際には、節約できるポイントを見極めることも大切です。以下に、コストを抑える具体的な方法をご紹介します。

標準仕様を活用する

注文住宅を選ぶ際、オプションの選択肢に心が惹かれることもあるかもしれませんが、標準仕様をうまく活用することでコストを大幅に削減できます。特に、内装や水回りの設備は、最新モデルや高級素材を選ぶとコストが跳ね上がります。標準仕様でも十分に満足できることが多いので、最初に予算をしっかりと決めておきましょう。

土地選びに慎重になる

立地条件やエリアによって土地代は大きく異なります。例えば、駅から少し離れたエリアや、今後発展が見込まれる地域では、比較的安価な土地が見つかることがあります。利便性だけにこだわらず、広さや自然環境など、ライフスタイルに合った土地を見つけることで、長期的にも満足できる家づくりが可能です。

シンプルなデザインを選ぶ

デザイン性の高い外観や凝った内装は素敵ですが、その分、建築費が増加します。シンプルで機能的なデザインを選ぶことで、余計なコストを抑えつつ、長く愛される家にすることができます。また、近年ではローコスト住宅という選択肢も注目されています。

ローコスト住宅とは、必要最低限の機能や設備に絞りつつ、コストを大幅に削減した住宅のことを指します。設計や施工の効率化、標準仕様の活用、無駄のない設計などによって、より低価格で家を建てることが可能です。特に、シンプルで機能性を重視する方にとっては、予算を抑えながらも満足のいく家づくりを実現できる選択肢として考慮する価値があります。

ただし、ローコスト住宅を選ぶ際は、将来的なメンテナンス費用や断熱性・耐久性なども含めて慎重に検討することが重要です。コストを抑えすぎた結果、後々の修繕費がかさむ可能性もあるため、バランスを見極めながら進めると良いでしょう。

長期的な資金計画を忘れずに

家を建てた後も、住宅ローンの返済やメンテナンス費用がかかります。これらを計画に入れておかないと、将来的に資金繰りが厳しくなる可能性もあります。一般的には、建物のメンテナンス費用として年間家全体の1〜2%程度を見込んでおくと安心です。例えば、3,000万円の家の場合、年間30万〜60万円ほどがメンテナンス費として必要になることがあります。これは、外壁の塗り直しや屋根の修理、設備の交換などに使われる費用です。

この記事のまとめ

家づくりにおいて、予算計画は最も重要なステップの一つです。具体的な費用をイメージしながら、必要な費用をしっかり把握することで、理想のマイホームに近づけるでしょう。ただし、ここで紹介した金額はあくまで参考例であり、実際にかかる費用は地域や設計内容によって大きく変わります。必ず自身でもしっかりと調査し、専門家と相談しながら予算を組むことをおすすめします。

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