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工務店で割引交渉はできる?注文住宅を建てるなら知っておきたい値引きについて徹底解説

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工務店で注文住宅を建てようとするとき、割引してもらうことはできるのかどうか、気になっている人は多いのではないでしょうか?
注文住宅を建てるには大きな金額が必要となるため、できるだけコストを節約したいと考えるケースは少なくありません。

そこで今回は、注文住宅を検討する多くの人が気になっているであろう割引について、徹底解説していきます。
これから工務店で注文住宅を建てようとしている人は、ぜひ参考にしてください。

そもそも工務店で割引は可能?

そもそも、工務店で注文住宅を建てる場合、割引してもらうことは可能なのでしょうか?

結論からいうと、注文住宅の費用は割引できないのが一般的です。

なぜなら、注文住宅を建てるための費用は、完成する家の品質そのものに直接影響を及ぼすものであり、家の品質を変えずにコストだけを下げることはあまり現実的ではないからです。
例えば、建売住宅のようにすでに完成済みの家を購入する場合は、価格を下げても家の品質が下がることはないため、割引に応じてもらえる可能性は注文住宅に比べれば高いといえるでしょう。

割引に応じてくれるケースもある

注文住宅の割引は一般的には期待できないものの、必ずしも割引が不可能というわけではなく、割引に応じてくれるケースもあります。
工務店で割引に応じてもらえる場合、全体の費用の3%程度を割り引いてくれるケースが多くなっています。

工務店ではなく大手のハウスメーカーなどでは、もう少し割り引いてくれることもあるかもしれません。
しかし、工務店はハウスメーカーに比べて規模が小さい場合が多く、上乗せする利益分がそこまで大きくないため、割引できる金額にも限りがあるということを理解しておきましょう。

また、3%を大幅に超えて割引してくれる工務店があった場合は、最初から割引を見越した見積もりを出している可能性があります。
このような場合は、信頼度に欠ける可能性もあるため、注意して見極めたほうがよいでしょう。

値引き交渉するならポイントを押さえよう

工務店で注文住宅を建てる際に値引き交渉するなら、事前にポイントを押さえておくことが重要です。
ポイントをしっかりと押さえたうえで交渉することで、割引交渉に応じてもらえる可能性は高まるでしょう。

重要なポイントを把握しないまま値引き交渉してしまうと、交渉に失敗して後悔する結果になってしまうかもしれません。

ここでは、事前に押さえるべき4つのポイントを紹介するので、1つずつ詳しく見ていきましょう。

ほかの業者でも見積もりをとっておく

工務店での見積もりの減額を求めて割引交渉する際は、必ずほかの業者でも見積もりをとっておきましょう。

ほかの工務店やハウスメーカーでも見積もりをとっておけば、「他社ではもう少し安い金額で見積もりが出ているので、このくらいまで減額できれば契約したい」といった具体的な交渉の仕方が可能になります。

比較的規模の小さな工務店では、1件1件の契約がとても貴重であるため、顧客が他社へ流れてしまうよりは、少し割引してでも契約を逃したくないと考えるケースは少なくありません。

ほかの業者でも見積もりをとるという手間は増えますが、割引してもらえる可能性を高めるための有効な手段として把握しておきましょう。

値引き交渉のタイミングは契約直前に

割引交渉する場合は、タイミングも重要です。
割引交渉のタイミングは、契約の直前がベストであるといえるでしょう。

早すぎるタイミングで割引を求めてしまうと、求めている予算に収まるような家づくりのプランを提案され、家のグレードを下げることで費用を減額するという流れになってしまいます。

理想のグレードはそのままで割引を求めたい場合は、ある程度家づくりのプランが決まり契約を締結する直前のタイミングで交渉するようにしましょう。

交渉が成功しやすいのは工務店の決算期

工務店側の事情を考慮すると、割引交渉に応じてくれやすい時期とそうでない時期があります。
割引交渉を成功させるためには、工務店の決算期が狙い目です。

工務店によって決算期がいつであるかは異なりますが、一般的には3月または9月に決算期を迎えるケースが多くなっています。

決算期は、どの企業においても実績を積み上げるために最も力が入る時期といえるので、通常の時期に比べて割引に応じてくれる可能性が高まることが考えられるでしょう。

大幅な金額の割引交渉は控える

できる限りコストダウンさせたいからといって、大幅な金額の割引交渉は控えるようにしましょう。

前述した通り、工務店での割引は3%程度が平均的です。
一般的な目安を大幅に超える金額の割引を求めてしまうと、契約そのものを工務店側からお断りされてしまうことになりかねません。
さらに、大幅に割り引いてもらえたとしても、現場を担当する職人の人件費が削られることとなれば、手抜き工事をされてしまう可能性も考えられます。

一般的な割引の目安が3%程度であることを理解したうえで、常識の範囲内で交渉することを心がけましょう。

割引せずにコストダウンするには?

注文住宅を建てる際にコストダウンするための方法は、割引だけではありません。
注文住宅の費用は、一般的には割引できないものであるため、コストダウンするためのほかの方法も把握しておいたほうがよいでしょう。

ここでは、割引せずにコストダウンしたいときに見直すべきポイントを3つ紹介していきます。
これらのポイントをよく把握しておけば、割引しなくても十分コストダウンを実現できるはずです。

間取りを見直す

注文住宅の費用は、間取りを見直すことで大幅にコストダウンできる可能性があります。

例えば、壁や建具などの建材費を抑えるために全体の部屋数を減らしてみたり、水道などの配管工事費を抑えるためにトイレや浴室などの水回り設備を一箇所にまとめてみたりすることで、建築費用を節約することが可能です。

費用を抑えるためのポイントは、できるだけシンプルな間取りを意識することです。
間取りの使いやすさも考慮しつつ、よりシンプルで費用を抑えられる間取りに見直してみましょう。

オプションを見直す

家の中に取り入れるオプションの内容を見直すことで、コストダウンすることも可能です。

オプションを見直す際は、実際に住んでいる状況をイメージしながら、それぞれのオプションの必要性を考え直すことが大切です。

例えば、家族の人数が少なく食器の量も少なめであれば、キッチンに取り入れる高性能な食洗器のオプションを削ってみたり、おしゃれでなんとなく憧れていたウッドデッキは必要性を考慮してなくしてみたりすることで、大幅にコストダウンできるでしょう。

実際の暮らしをイメージしたうえで、これだけは譲れないという部分は残しつつ、必要性が低めのオプションはなくして、コストダウンを目指しましょう。

住宅全体の形状を見直す

住宅全体の形状を見直すことによっても、建築費用を大幅にコストダウンできます。

費用を抑えるためのポイントは、全体的にシンプルな形状に見直すことです。
例えば、1階部分と2階部分で広さが異なるような形状や、中庭を設けたコの字や口の字のような形状など、全体的に凹凸の多い複雑な形状の家にしてしまうと、その分建築コストが高くなってしまいます。

なるべく費用を抑えたい場合は、全体的に四角形でシンプルな形状の家に見直すことで、コストダウンを目指してみましょう。

この記事のまとめ

工務店で注文住宅を建てる際に割引を求める場合は、今回紹介した割引交渉のポイントをしっかりと押さえておきましょう。

また、一般的には注文住宅の費用は割引できないと把握したうえで、割引せずにコストダウンできる方法について理解を深めておくことも大切です。

工務店で注文住宅を建てる際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。