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一条工務店の特徴とは?メリット・デメリットを押さえながら分かりやすく解説

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一条工務店は、数あるハウスメーカーの中でも知名度が高く、マイホームを新築する際に候補の一つとして検討する人は多いのではないでしょうか?

ハウスメーカーを選ぶ際には、会社ごとに異なる特徴を把握しておくことが非常に大切です。

今回は、一条工務店の特徴について、メリットとデメリットの両方を押さえながら分かりやすく解説していきます。
これからマイホームを建てようとしている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一条工務店とは

一条工務店は、およそ40年の歴史を持ち、日本全国に数多くの展示場を展開しているハウスメーカーです。
住宅性能の高さにこだわり、高い品質の設備をすべての住宅に標準仕様として取り入れていることをアピールポイントとしています。

テレビCMなどは大々的に出していないものの、全国的な知名度は高いハウスメーカーです。

ローコストで家を建てるのは可能?

できる限り費用を抑えて家を建てる、ローコスト住宅を求めるケースが増えてきていますが、一条工務店ではローコストで家を建てられるのでしょうか?

一条工務店は、高品質の設備が標準搭載されているため、いわゆるローコスト住宅を売りにしているハウスメーカーに比べると、かかる費用はやや高くなります。
設備などの品質を下げたとしてもとにかくコストを抑えて家を建てたいという人は、ローコスト住宅を前面にうたっているほかのハウスメーカーを選んだほうが良いかもしれません。

定休日はある?

一条工務店では、基本的に水曜日が定休日とされています。

しかし、水曜日であっても展示場自体はオープンになっていることも多いです。
定休日とされている水曜日に展示場を訪れた場合は、一条工務店の社員スタッフではなく、アルバイトスタッフによる対応となるケースも多いので、本格的に家づくりの相談をしたい場合はほかの曜日を狙って訪問すると良いでしょう。

一条工務店のメリット

一条工務店には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、ほかのハウスメーカーに比べて特に優れているといえる4つのメリットを紹介していきます。
ハウスメーカー選びで一条工務店を候補の一つとしている場合は、一条工務店ならではのメリットをしっかり把握しておきましょう。

全館床暖房が標準搭載されている

一条工務店の強みとして特に大きなアピールポイントとされているのが、全館床暖房が標準搭載されているという点です。

ほかのハウスメーカーでも、床暖房を扱っているケースは少なくありませんが、リビングや寝室など、部屋ごとに設置するのが通常です。
しかし、一条工務店が標準搭載しているのは全館床暖房であるため、リビングや寝室のように限定された空間ではなく、トイレや洗面所、廊下部分なども含めたすべての空間が床暖房の対象となります。

また、多くのハウスメーカーでは、床暖房はオプション扱いとされているのが一般的ですが、一条工務店では標準仕様とされているので、追加のオプション代が不要という点も嬉しいポイントです。

耐震性に優れている

一条工務店の家は、耐震性をかなり重視して建てられているという特徴があります。
耐震性のレベルを表す耐震等級では、最高レベルである耐震等級3をクリアしなければならないというルールが設けられているので、耐震性を重視したい人にとっては大きなメリットといえるでしょう。

例えば、過去に大きな地震が複数回起こっている地域に家を建てる場合や、海沿いや川沿いなどの地盤が弱いエリアに家を建てる場合は、耐震性に優れている一条工務店がよく選ばれています。

ただし、耐震性を重視している分、間取りなどの設計を決めていく際の制約も多くなるので、あらかじめ理解しておくことも重要です。

省エネ効果が期待できる

一条工務店で家を建てると、省エネ効果が期待できるというメリットがあります。

一条工務店では、高気密・高断熱住宅を建てられるため、外の気温の影響を受けにくく、エアコンの使用による電気代を抑えられます。

さらに、一条工務店は太陽光パネルの導入にも強く、比較的安い費用で導入することが可能です。
太陽光パネルを導入することで、さらに高い省エネ効果を期待できるでしょう。

外壁のメンテナンスコストを抑えられる

一条工務店の外壁には、標準仕様としてタイルを使用していることから、外壁のメンテナンスコストを抑えられるというメリットがあります。

一般的に多くのハウスメーカーで外壁に使用されているサイディングに比べると、タイルのメンテナンスコストは長い目で見て数百万円ほど安くなるでしょう。

家は、完成したときがゴールではないので、完成後のメンテナンスについてもきちんと考えて家づくりをすることは非常に大切です。
そのため、長い目で見てメンテナンスコストを大幅に抑えられる外壁を標準仕様としているのは、一条工務店の大きなメリットとして把握しておくとよいでしょう。

一条工務店のデメリット

ここでは、一条工務店のデメリットについても押さえておきましょう。
3つのデメリットを挙げて解説していきます。実際の家づくりをイメージしながら、一つずつ詳しく見ていきましょう。

間取りに関する規制が多い

一条工務店の家づくりには、クリアしなければならないルールが細かく定められているため、間取りに関する規制が多いというデメリットがあります。

例えば、部屋ごとに設けられる窓の数が決められていたり、1階部分と2階部分の面積を同じにしなければならなかったりするので、間取りに関する自由度はあまり高くありません。

個性的な間取りを希望する場合や、間取りに関して強いこだわりを持っている場合は、理想を実現できない可能性が高いので、事前に規制内容を聞いておいたほうがよいでしょう。

外観に個性を反映しにくい

一条工務店では、家の外観に個性を反映しにくいというデメリットがあるので、あらかじめ理解しておきましょう。

ほかのハウスメーカーに比べて、一条工務店で取り扱っている外壁材の種類はかなり少なく、一条工務店で建てたほかの家と似たような外観になりがちです。
また、家の構造に関してもさまざまな規制が設けられていることから、建物の形で個性を出すことも簡単ではありません。

ほかの家のデザインとは被らないような個性的な外観にしたいという人にとって、ありきたりな外観になってしまう点は、大きなデメリットとなってしまうでしょう。

完成までに要する期間が長い

一条工務店で家を建てる場合、一般的なハウスメーカーに比べて完成までに要する期間が長くなってしまうことが多いので、注意が必要です。

一条工務店では、建材の手配にやや長めの時間がかかる工程となっているため、ほかのハウスメーカーであれば半年~8ヶ月程度で完成するところが、一条工務店では1年ほどかかってしまうことが考えられます。

契約したらなるべく早く新居に引越したいと考えるのであれば、ほかのハウスメーカーも検討してみるとよいかもしれません。

この記事のまとめ

一条工務店は、デザイン性や設計の自由度よりも、より暮らしやすい性能の家を建てることを重視しているハウスメーカーです。
一条工務店の家は決してローコスト住宅とはいえないかもしれませんが、品質の良さや性能の高さを考慮すれば、お得感は十分得られるでしょう。
マイホーム新築の候補として一条工務店を検討している場合は、自分に合っているハウスメーカーであるかどうかを判断するための参考にしてみてくださいね。